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ネット&IT技術の最新用語 Web技術

 

インターネットの情報サービスといえば、Webを指すほど一般的な存在になっている。データ転送プロトコルのHTTP,文書の所在場所を指定するURL、文書記述言語のHTML、データの形式を指定するMINEという4つの基本技術で成り立っている。

HTML5
Web技術の標準化団体であるW3Cが策定するHTMLの新方式。2008年1月に最初の草案を公開した。高品質なWebコンテンツを実現するためのオープンな仕様を目指す。
ウェブエム(WebM)
米グーグルが2010年5月に発表した、ライセンス料のかからない動画フォーマット。主にWebで動画を配信するための規格であり、動画コーデックにはVP8、音声コーデックにはVorbis(ボルビス)、コンテナーにはMatroska(マトロスカ)を採用する。いずれにもオープンソースの技術である。
RIA
動画や音楽、アニメーションの再生といった豊かな表現力や、ページ切り替えのないスムーズな操作などを備えたWebアプリケーションのこと。FlashやAjax,Javaアプレット、Silverlightなどを用いて作成されることが多い。
WCAG2.0
Web技術の標準化団体であるW3Cによる、Webページのアクセシビリティに関するガイドラインの第2版。2008年12月に勧告として発売した。1999年5月に勧告したWCAG1.0を改訂したもの。4つの原則に基づいて12項目のガイドラインには3段階の達成基準がさだめられており、診断ツールなどによって定量的に評価できるようになっている。
CGM
インターネットを介し、不特定多数の消費者が内容を生成していくメディアのこと。主に、個人が発信した情報をコンテンツ化、データーベース化したWebサイトを示す。商品やサービスに関する情報や評判を交換するサイト、ユーザーの質問に別のユーザーが答えるサイト、日常の出来事や感想をつづったサイトなど内容は様々。具体的には、クチコミサイト、Q&Aコミュニティ、ブログ、ソーシャルネットワーキングサービスなどが含まれる。
拡張現実
現実世界の映像にデジタル情報を重ね合わせる事で、利用者の活動を支援する技術。仮想現実(VR)がコンピューター内で仮想の空間を作るのに対して、拡張現実では、現実の空間を前提にし、それをコンピューターで補足したり、拡張したりする。CPU性能の向上、GPSや加速度センサーなどの進歩、無線通信の高速化などにより、さまざまな試作システムが登場している。